


芸宝斋古董アートスペースは、中国古代美術品の収集・鑑賞・展示に特化しています。館蔵は、時代を超えた陶磁器、玉器、青銅器、書画、文房雅玩に及び、専門性・誠実さ・学術性を理念として、コレクターや美術機関に信頼できる交流の場を提供します。すべての展示品は厳格に鑑定されており、中華文化の宝を伝承し、歴史の重みと美学の魅力を体感いただけます

この唐代の鏡は、精緻な銀貼金の技法で作られ、背面には特徴的な五乳獣文が施されています。五つの乳状の突起は、それぞれが様式化された獣文で装飾されており、唐代金工の高度な美術性と豊かな象徴性を示しています。この鏡は実用性を持つだけでなく、贅を尽くした装飾品としても機能し、古代中国の工芸技術と当時の文化的優雅さを体現しています

この渤海国時代の銅鍍金釈迦牟尼像は、精緻な造形と流れるような線、端正で穏やかな表情を特徴としています。鍍金の光沢が全体に輝きを与え、佛身は厳かでありながらも生き生きとした印象を醸し出しています。細やかな顔の表情や緻密な袈裟文様は、渤海国の仏教造像の伝統と、工匠たちの高度な技術、そして佛法への敬虔さを示しています

この精巧な香炉は明代(1368~1644年)にさかのぼるもので、鍍金された青銅で作られ、端正で優雅な造形をしています。炉身には饕餮(とうてつ)文様が施されており、これは古代中国を代表する装飾模様の一つで、力強く、勇壮で、動感にあふれる意匠として知られています。饕餮文は力と神秘的な守護の力を象徴し、しばしば邪気を祓い、平安と祥瑞を願う意匠として用いられました。香炉の両側には堅固な環状の耳が設けられ、明代の金属鋳造および装飾技術の高さを示しています。
香炉の蓋は紫檀(したん)で作られており、その温かみのある光沢は鍍金青銅の黄金色の輝きと美しく調和し、上品な視覚的対比を生み出しています。蓋の頂には和田玉(ホータンぎょく)のつまみが嵌め込まれており、精緻な彫刻と滑らかな研磨によって、作品全体に一層の貴重さと芸術的洗練を添えています

この青銅鏡は唐代(618~907年)にさかのぼるもので、唐代を代表する装飾鏡の形式の一つ――葵花形鏡(きかけいきょう)です。縁は花びらのように波打ち、造形と寓意の両面において優雅さを追求した唐代工芸の美意識を体現しています。
鏡の背面は八つの花弁に区分され、左右対称の構成で、四羽の鸞鳥(らんちょう)と二対の咲き誇る海棠(かいどう)の枝が配されています。鸞鳥は中国の伝統における神鳥で、祥瑞・調和・高貴を象徴し、しばしば帝徳や繁栄と結びつけられます。対になった鸞鳥は、装飾としての対称美を示すだけでなく、宇宙の秩序と調和の理念をも象徴しています
530-0047大阪府大阪市北区西天満4丁目11番8号303号室
530-0047大阪府大阪市北区西天満4丁目11番8号303号室
今天营业 | 上午10:30 – 下午06:00 |
注册以了解我们关于特价、促销和活动的消息。